D2C

見逃しては行けないビジネスの基本設計

D2Cの本質を再定義

「“D2C”の本質は、仲介業者を取り払い、質の高い製品を低価格で販売するサプライチェーンを構築することを指す」と多くのWebメディアでとりあげられています。しかしビジネスの変化はそれだけではなく、メーカーやサービス業は商品・サービスの提供理念からマーケティング手法・クリエイティブ、商品・サービスの提供、またアフターサービスに至るまでのあらゆる点で変化があり、それを適切にとらえる必要があります。

D2Cが出てきた背景

私たちは特に以下のような時代の変化を背景に起こる、デジタルを活用したビジネスモデルの構築をD2Cと呼んでいます。

情報の取得はテレビや新聞・雑誌など伝統的なメディアからスマートフォンに移った

インスタグラム、TwitterなどSNSが消費者の生活に定着した

従来大手企業から一方的に配信されていた商品情報は、より消費者にパーソナライズ化され
⑴双方向性をもち、
⑵商品だけではなく、企業や企業の考え方、社会貢献度等も評価されるようになり
⑶第三者の意見を参考に購買するようになった

ターゲットとする消費者の年代、性別、地域などそれぞれの特性はあるが、D2Cビジネスを行う場合、これらの時代背景を適切に踏まえ対応しなければなりません。

D2Cとは

プロダクト

1. 商品・サービスの特徴
―どんな問題を解決するのか
  ―競合との優位性
2. フィロソフィー
ー商品・サービスを製造・提供する際の考え方、大切にしていること
ー社会的影響・どんな貢献ができるのか

クリエイティブ

1.企画、コンセプトのブラッシュアップ
 ーデザイン思考と取り入れた設計
2.ブランディング
ーミレニアム、Z世代を意識する
3.Web上で露出
(画像、動画など)
ーシェアしたくなる心理を考える

エンジニアリング

1. テクノロジー
ー購買の新しい体験
ーARなど新しいトレンドへの対応
2.データ分析
ー誰が、いつ、何を、どれくらい、どうやってなどユーザ行動の把握
ーデータに基づく施策の改善

ビジョン

1.プロダクトやマーケットへの情熱
-課題を解決しようという思いやブランドの哲学
2.社会的意義
-製品を通して世の中にどうインパクトがあるのか
3.情報にオープンであること
-第三者にも勧められる透明性
⇒これらのことがユーザの共感や信頼を生む





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ユーザーに提供するには

D2Cは上記様々な能力が合致して初めて、ユーザにD2Cとしての新しい価値を提供できると考えています。 メーカー・小売事業者はユーザーを中心としたプロダクトとクリエイティブとエンジニアリングの輪を高速で回転させる必要があります。

私たちの役割としては、この3つの循環をクライアント様と共に高速で回転させること、別の視点でみるとエンジニアリングとクリエイティブ を担いながら、クライアント様へプロダクトの改善を一緒に行うこととなります。